はじめに:誰もが悩む問題
「うつ病で退職したことを、面接で言うべきか?隠すべきか?」
これは、同じ状況にある人なら、誰もが悩む問題だと思います。
私も最初は、どうすればいいのか全くわかりませんでした。
この記事では、私の実体験と、転職エージェントからのアドバイスをもとに、判断基準と考え方を解説します。
結論:正解はない。でも判断の軸はある
先に結論を言います。
「言うべき」か「隠すべき」かに、絶対的な正解はありません。
でも、判断するための軸はあります。
判断の軸1:法律的に言う義務はない
まず知っておいてほしいのは、法律的には、病歴を伝える義務はないということです。
企業側が聞いてきた場合でも、「答えたくない」と言うことができます。
ただし、業務に支障がある場合は別です。
例えば:
- 運転手なのに、薬の副作用で運転できない
- 重労働なのに、体力的に無理
このような場合は、会社に伝える必要があるかもしれません。
でも、私のように「体調が回復していて、普通に働ける」状態なら、法律的には問題ありません。
※ 私は法律の専門家ではないので、詳しくは専門家に相談してください。
判断の軸2:今、働けるかどうか
最も重要な判断基準は、「今、働けるかどうか」です。
ケース1:今、働ける状態
- 体調が回復している
- 通院も落ち着いている
- 普通に働ける自信がある
→ 過去の病歴を言う必要は低い
ケース2:今も通院中・体調が不安定
- まだ通院中
- 薬を飲んでいる
- 体調の波がある
→ 会社に伝えた方が安全
(配慮してもらえる可能性がある)
判断の軸3:転職エージェントには伝えるべきか
転職エージェントには、正直に伝えた方がいいです。
理由:
- あなたに合った求人を紹介してもらえる
- 面接対策のアドバイスがもらえる
- 無理のないスケジュールを組んでもらえる
私の場合、dodaの担当者に正直に伝えました。
担当者は、特に驚いた様子もなく、「わかりました。では、その点も踏まえて求人を探しますね」と言ってくれました。
そして、**「でも、面接では、うつ病のことは言わない方がいいと思います」**とアドバイスされました。
→ 詳しくはこちら:うつ病を隠して転職活動した話【罪悪感と現実】
「言う」場合のメリット・デメリット
メリット
- ✅ 正直に話せる(罪悪感がない)
- ✅ 配慮してもらえる可能性がある
- ✅ 理解のある会社に出会える可能性がある
デメリット
- ❌ 不採用になる可能性が高まる
- ❌ 「また体調を崩すのでは?」と思われる
- ❌ 採用リスクと判断される
「隠す」場合のメリット・デメリット
メリット
- ✅ 採用される可能性が高まる
- ✅ 過去ではなく、今の自分で判断してもらえる
- ✅ 普通に働ける証明になる
デメリット
- ❌ 罪悪感がある
- ❌ 後でバレたらどうしようという不安
- ❌ 配慮してもらえない
私が「隠す」を選んだ理由
私は、dodaの担当者のアドバイスに従い、面接では病名を言わないことにしました。
理由:
- 今、働ける状態だった
- 体調も回復していた
- 通院も落ち着いていた
- 普通に働ける自信があった
- 過去ではなく、今で判断してほしかった
- 「うつ病」というレッテルで判断されたくなかった
- 今の自分の能力で評価してほしかった
- エージェントの現実的なアドバイス
- 「言わない方が採用される可能性が高い」
- 「法律的にも問題ない」
面接では何と説明したか
面接官:「ブランク期間は何をされていましたか?」
私:「妻の理解もあり、ゆっくり次の仕事を探していました。幸い貯金もあったので、焦らず自分に合った仕事を見つけたいと思っていました。今は体調も整い、すぐにでも働ける状態です。」
ポイント:
- 「うつ病」という言葉は使わない
- 「体調を崩して」とも言わない
- 「今は働ける」と強調する
「言った方がいい人」「隠した方がいい人」
言った方がいい人
- まだ体調が不安定
- 通院が続いている
- 配慮してもらいたい
- 理解のある会社で働きたい
隠した方がいい人
- 体調が完全に回復している
- 通院も終わっている
- 普通に働ける自信がある
- 過去ではなく、今で判断してほしい
よくある質問
Q1. 後でバレたらどうなる?
A. 法律的には問題ありません。ただし、業務に支障がある場合は別です。
Q2. 健康診断でバレる?
A. 一般的な健康診断では、精神疾患の有無はわかりません。
Q3. 前職の退職理由は?
A. 「一身上の都合」でOKです。詳しく聞かれたら、「体調を崩して」程度でOK。病名まで言う必要はありません。
Q4. 転職エージェントに伝えたら、求人を紹介してもらえなくなる?
A. いいえ。むしろ、あなたに合った求人を紹介してもらえます。
転職エージェントに相談するメリット
迷ったら、転職エージェントに相談してください。
エージェントは、たくさんの転職者を見ています。
あなたの状況に合わせて、現実的なアドバイスをくれます。
私の場合、dodaの担当者に相談したことで、方針が決まりました。
もし一人で悩んでいたら、きっと迷い続けていたと思います。
→ 転職エージェントの比較はこちら:20代・第二新卒におすすめの転職エージェント5選【実体験と評判】
最終的には、あなたが決める
「言うべきか、隠すべきか」
最終的には、あなたが決めるしかありません。
でも、この記事で紹介した判断の軸を参考にしてください:
- 法律的に言う義務はない
- 今、働けるかどうか
- エージェントには正直に伝える
どちらを選んでも、それはあなたの選択です。
自分の判断を信じてください。
まとめ
- ✅ 法律的には、病歴を伝える義務はない
- ✅ 今、働ける状態なら、隠してもOK
- ✅ エージェントには正直に伝える
- ✅ 迷ったら、エージェントに相談
- ✅ 最終的には、自分で判断する
私は「隠す」を選びました。
その結果、無事に内定をもらえました。
詳しい体験談はこちら:うつ病を隠して転職活動した話【罪悪感と現実】
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この記事を書いた人
2025年にうつ病で休職・退職を経験した元会社員です。うつ病のことを隠して転職活動を行い、2026年1月に再就職成功。私の実体験が、今悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
運営者:ゆう
サイト:やさしい転職ガイド

